こんにちは、まるんです。
梅雨が明け、一気に猛暑となりました。
ニュースで、熱中症が報じられる度、残念な気持ちになります。
「私は大丈夫!」なんて決して思わずに、
老若男女すべてのみなさん!どうか、水分たっぷり、休養たっぷり、暑さに負けず過ごしましょう。
熱中症でクラクラ…、なんて絶対防がなくてはなりませんが、
今日は、あまり知られていない「食事性低血圧」についてお話します。
「食事性低血圧」は「食事開始から2時間以内に収縮期血圧が20㎜Hg以上低下するもの」
とされていて、失神、転倒、目まい、脱力、狭心症、脳卒中発作を誘発することがあります。
中でも、高血圧症、自律神経失調症、パーキンソン病の方の血圧異常として注意が必要です。
食後に血圧低下が起きるメカニズムは十分に解明されていませんが、
交感神経による末梢血管の収縮が不十分であったり、インスリンなど消化管ホルモンの影響が一因と考えられています。
転倒の経験のある方は、転倒未経験の方より、食後の血圧が著しく低下していることが多いという報告や加齢や高血圧により、脳の血流量が減少するため、年齢が高く、高血圧症の方ほど食事性低血圧になりやすいといわれています。
予防は、①食後15~90分程度横になって、足を挙上する ②脱水を予防し体液量を維持する ③食事を少量づつ食べる などです。
どうか、お一人お一人のお身体の個性をよく知って、「食事性低血圧」も上手に予防をしましょう。
猛暑が続きます!どうか皆様、お元気にお過ごしください!!