梅雨真っ只中

こんにちは、片山阪です

梅雨に入って、毎日じめじめ・・ 
その割に体調はよく、順調に体重増加してきています。
どこまで行けば、体重増加がとまってくれるのでしょうか?

では、今回は移乗用のリフトについてお話します
このリフトは据え置き型と床走行型があります。

据え置き型は主にベッド周りに設置し、車イスとベッド間の移乗に使用することが多いです。床走行型は吊り下げたまま床を(キャスターで)移動するもので、吊りあげたままベッドから浴室などへの移動が可能で、段差の少ない施設などで使用されることが多いです。

リフトは下肢や体幹の機能低下により、立位や座位での移乗が困難になった場合に使用します。リフトを使用すれば小柄な女性でも体格のいい男性を簡単に移乗することが可能です。
使用に際しては『吊り具』という吊り下げるための取っ手が付いたシートに体を包むことさえ出来れば、後はボタンを押して吊りあげるげるだけです。操作自体はそれほど難しいものではありませんが、吊り具で吊り上げられる際の姿勢に耐えうる関節の可動性があるかを見極めることが重要です。特に体幹と股関節がどの程度曲げ伸ばしできるかがを確認(評価)する必要があります。

私も訪問リハビリに入っている利用者様のリフト導入にかかわることがあります。
ほとんどの方が導入するまでは吊り上げられることに対する抵抗感を訴えることが多い反面、いざ導入すると『もっと早く使えばよかった』といわれる方もいます。リフトはうまく使えば非常に便利な優れものですが、どうしても吊り上げられることに対する抵抗感やお気持ちを十分に理解したうえで、慎重かつ丁寧な説明を心がけ、安全な在宅生活継続のお手伝いが出来ればと考えています。