キーワード:リハビリ本舗あっぷる訪問看護ステーション、10周年、吹田
平成30年9月1日、リハビリ本舗あっぷる訪問看護ステーションは、開設10周年を迎えました。
これも偏に、ご利用様ならびに関係者の皆様方のご支援の賜物と、深く感謝申し上げます。
私ごとではありますが、看護学生時代、リハビリテーション学の初めての授業で目からウロコが落ちた経験があります。
それまで、リハビリテーションとは、障がいをもった方の機能の回復、訓練というイメージを持っていました。しかし授業で、リハビリテーションの語源はラテン語で、re(再び)+habilis(適した)「再び適した状態になること」「本来あるべき状態への回復」などの意味をもっていることを知りました。それは単に、機能の回復という訓練ではなく、全人的なその人らしく生きる力の回復を目指すことを意味するものだということです。
現在、加速する高齢社会の中、様々な疾病からの回復や健康寿命を延ばすために、リハビリテーションが必要不可欠と、大きくうたわれています。
リハビリ本舗の屋号をもつ、私たち「あっぷる訪問看護ステーション」は、看護師は医療行為や療養上のケア・相談という技術をもって、理学療法士は専門的なリハビリテーション技術をもって、地域の皆様が住み慣れたご自宅でその人らしく生きる力の回復を目指し、互いに切磋琢磨してまいりました。
10年目の節目に慢心することなく、予防から人生の最後まで、re(再び)その人らしい、habilis(適した)暮らしができるよう、地域の皆様の自立支援に向け、真心を込めて努力致してまいります。
今後とも皆様方のご指導ご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。