お久しぶりです。寒くて、外に出て体を動かす機会が減り、ちょっぴり太り気味の元気モリモリです。
私は最近、アラフォーの仲間入りをして、自分の老化を肌で感じるようになりました。
私事ですが、久しぶりに野球をしたら肩が痛くなり、公園でうんていをしたら、すぐに落ちてしまい、お酒を飲んだら二日酔いになり、体重は少しずつ増えてくるし、etc・・・老化を感じる経験を挙げだしたら切りがありません。
今日は老化の中で、背骨の話をしたいと思います。高齢者で腰が曲がっている人を見かけることは多いと思います。腰が曲がっていることを円背といいます。背骨には重力の影響で常に曲がろうとするストレスがかかっています。若い間は背骨を曲げようとする重力のストレスに対して打ち勝つだけの背筋力がありますが、年をとると背筋力が低下し、この重力に打ち勝つことができなくなってきます。そのため、腰が曲がってきたり、腰の背や、背骨の間にある椎間板が潰れてきたり、円背がおこってきます。
円背になったヒトは見た目が恥ずかしいと感じたり、転倒しそうで怖いという不安感を持って生活されているとされています。その他にも、歩きにくくなったり、お腹に圧迫感を感じお腹いっぱい食べることができなくなったりなどの弊害がでてきます。以上のように円背は私たちにとって、とても起こりやすい病気ですが、決して起こしたくない病気です。そこで、高齢の方々、もしくは少し円背気味の方は予防をおこなっていくことが必要です。
円背の予防は、背筋を伸ばす運動が効果的です。両手を大きく挙げバンザイをしたり、両手を後で組んで胸を張ったりなど、1日1~2分運動してもらえばある程度予防の効果があります。しかし、骨粗鬆を有している人や、背骨を骨折して間もない人などは専門家に確認してから行うようにして下さい。リハビリ本舗は円背に対する予防ばかりでなく、加齢による体の衰えをできるだけ抑えるようにアドバイスしたり、運動ができるところなので、皆様気軽にご連絡下さい。では、またの次の機会に!失礼します。