ソムリエ4級です。
「ロコモ」という言葉が、最近マスコミでもちょくちょく取り上げられるようになってきました。「ロコモ」は、2007年に提唱された言葉で、「ロコモティブ・シンドローム(locomotive syndrome)」を略した言葉になります。日本語で「運動器症候群」といい、「メタボ」の弟みたいなものになります。運動器(関節や神経、筋肉)の衰えにより、身体機能・運動能力が低下してしまった状態で、「要介護」に陥るリスクの高い状態を指します。推計患者数は4700万人ともいわれ、「要支援」の30%、「要介護」の20%が、「ロコモ」が原因とのこと。年を取ることによって身体は少しずつ衰えていきます。動くのがおっくう(運動不足)になり、便利なものに頼っていると、身体はその環境に適応していき、衰えはますますひどくなっていきます。気づかない間に「ロコモ」の魔の手が忍び寄り、自分で出来ることが少なくなり、ついには「閉じこもり」、「寝たきり」状態になってしまいます・・・。
「ロコモ」のチェックポイントは5つ。①片脚立ちで靴下がはけない、②家の中でつまずいたり、滑ったりする、③階段を上るのに手すりが必要、④横断歩道を青信号の間に渡りきれない、⑤15分くらい続けて歩けない、の中で、1項目でも当てはまれば「ロコモ」の可能性があるとのことです。
「ロコモ」を防ぐには、やはり「運動」が一番のようです。「運動」のポイントは、脚の筋力とバランスを鍛え、骨に刺激を与えることになります。片足立ちやスクワットなどが、用いられやすい運動方法になります。みなさま、定期的な運動で「ロコモ」を防ぎましょう!
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