キーワード:笑い、笑顔、免疫力、健康、ストレス軽減
新年あけましておめでとうございます。
今年のお正月はいかがお過ごしでしたか?
今年は外出せずに、お家で漫才番組を見てたくさん笑うことが多かったのではないでしょうか。
今回は、万病の薬になるかもしれない?笑うことの大切さについてお話したいと思います。
笑うことで免疫細胞が活性化する!?
まず、免疫細胞=ナチュラル・キラー細胞(以下NK細胞)とは、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ攻撃するリンパ球のことを言います。
NK細胞は、生まれながらに備わっている自然免疫に重要な役割を担っていると考えられています。
つまりそれが活性化すれば免疫力がアップするということです!
1991年にがん患者らに吉本新喜劇を見せ、その前後にNK細胞の活性度を調べるという実験が行われました。
その結果、NK細胞の活性度は、参加者の7割以上方に上昇が認められました。
その他にも、免疫力のバランスを示す指標値が、ほとんどの人が正常範囲内に近づいたと報告されています。
笑うことで血糖値が低下する
2型糖尿病患者を対象に、血糖値を測定する実験が行われました。
お寿司を食べた後に、1日目は「糖尿病のメカニズム」という面白くない講義を40分間、2日目は漫才を40分間聞いてもらいました。
それぞれ、講義と漫才を聞く前後で血糖値を測定すると…
講義を聞いた後では、血糖値が平均123mg/dl上昇したのに対し、漫才を聞いた後では平均77mg/dlしか上昇しなかった
その他にも、関節リウマチの痛みが軽減した、70歳以上の医療費が軽減した等の報告もあります!
笑うための方法
普段から大笑いするような面白いことなんてないです…
という人のために以下の方法をオススメします!
1.顔の筋肉をほぐす
「あ・い・う・え・お」と大きくゆっくり開けてみたり、目を大きく見開いたりして顔全体を大きく動かしてみましょう!
2.大笑いしてみる
面白くなくても、とりあえず大きな声を出して大笑いしてみましょう!
作り笑いでも一定の効果が得られます!
→あっぷるデイスタッフには、「笑いヨガ」の講師がいらっしゃいます。
3.お笑い番組を見る
普段あまりテレビを見ない人でも、お笑い番組などを見て声を出して笑ってみましょう。
いかがでしょうか。笑うことは体に良いことばかりです。
こんな時期だからこそ、笑って心身共に元気にコロナウイルスに負けないようにしましょう!