キーワード:冷え性、対策、運動、食事
11月を迎え、少しずつ朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
そろそろ衣替えや暖房器具を動員させ、寒さ対策をはじめた方も多いのではないでしょうか。
さて、今回はこれからの季節に多くみられる「冷え性」についてお話します。
“冷えは万病のもと”と言われています。
これはあながち間違った話ではないのです。
身体が冷えるとどうなるの?
身体が冷えると免疫の活動が悪くなり、風邪などにかかりやすくなります。
特に今年はコロナの事もあるため注意が必要です。
では、そもそも冷え症とはどんなものなのでしょうか。
冷え症の原因は?
私たちの身体は血管が無意識に広がったり縮まったりして体温を一定に保つ仕組みがあります。
寒い時には内臓が冷えることを防ぐために、手足の血管を収縮させることで、体の中心部分に優先的に血液がいきわたるように働いています。
運動不足や食事量が少なく、体内で熱を十分に作り出すことができないと、末端まで血液が巡りにくくなって、手足が冷えてしまうのです。
つまりは筋力低下や、食事量が少ないことによるエネルギー不足が冷えの原因になっている可能性があります。
ではどのような運動や食事がいいのでしょうか。
運動のポイント
運動といっても特別なことはありません。
普段の運動を少し意識するだけでも大きく変わってきます。
例として・・・
- 歩く時間を長くしたり、少し早歩きを意識する。
- 階段を使うようにする。
- 椅子から立ったり座ったりする時にゆっくりやるようにする。
この様に少し生活の中で意識を向けるだけで運動の確保に繋がります。
食事のポイント
食事はまずはタンパク質を取るように心がけましょう。
タンパク質は筋肉を作る材料になるだけでなく、消化・吸収する際に出る熱が一番多いと言われています。
食品としては肉、魚、卵などが挙げられますが、肉の中でも、鶏肉に多く含まれています。
今回は一番重要な2点について説明しました。
運動と食事を少し意識するだけで冷え症も改善する可能性があります。
冷え症があって風邪をよくひいてしまう場合は注意してみるといいかも知れませんね。
これ以外にも生活リズムが乱れることで、血管の動きが悪くなり、手足が冷えてしまうことがあります。
しっかりと規則正しい生活リズムを作ることも冷え症の対策には重要です。
生活リズムを整え、運動や食事に気を付けてしっかりと冷え症対策を行い、この冬も病気に負けない身体にしましょう!!