キーワード:秋バテ 自律神経 集中力 姿勢
夏の酷暑も過ぎ去り、朝夕が寒くなってまいりました。
この季節の変わり目。
夏バテのような気だるさ(倦怠感)や、疲れやすさなど感じてはいませんか?
季節の変わり目は、自律神経が乱れやすいとされています。
自律神経の作用は、体温のコントロール以外にも、血液循環量や代謝などもコントロールしているため、全身に様々な症状が出現しやすい状態になります。
そんな中、最近「ボーっとするな」、「集中力が続かないな」という方はいらっしゃいませんか?
私も夏の疲れからなのか、ボーっとすることが増えて集中力が落ちてきたなと感じてきたように思います。(仕事中は集中しています!)
今回は、「姿勢」と「集中力」についてお話しいたします。
なぜ、正しい姿勢はよいのでしょうか?
- 健康な人の脳には、体内全血液の約15%が集まっています。それに比べ脳の大きさは全体重に占める割合は2%ほど。
そのような器官に大量の血液が集まるということは、脳がいかにたくさんのエネルギーが必要としているかわかりますよね。
この脳へ向かう血流と密接に関係しているのが、姿勢です。
座り姿勢が悪くなるとどのようなデメリットがあるのか?
姿勢が悪いと以下のような悪影響がいわれています。
猫背になる→呼吸が浅くなる→血液の循環が悪くなり脳の酸素供給量が低下する
では良い座り姿勢になるとどのようなメリットがあるのか?
姿勢が伸びる→呼吸が深くなる→血液循環がよくなる→脳へ酸素供給が良くなり集中力が良くなる
集中力を高める座り方とは
・顎を引いて頭は首の上に乗せましょう
・お尻と腰を直角にする
・両膝をつける
・足の裏を床につける
集中力を高めるポイント
①15分に一度椅子から立ち上がることも効果的です。
人は15分以上座っていると、認知能力や集中力も低下し、作業効率も低下するともいわれています。
15分のペースで立ち上がることにより、脳に新しい刺激が伝わり、集中力を持続する効果があるともいわれています。
いかがでしょうか。日常生活の中でも、少し気を付けて姿勢を変えることで、時間をかけずに集中力を高める方法を紹介させていただきました。
読書の秋、この機に姿勢を見直すのもよい機会になるのではないでしょうか。