キーワード:熱中症、予防策、注意点
暑い日が続き、エアコンなしでは生活できなくなって来ましたね。
皆様、体調はお変わりないでしょうか。
この夏はマスク着用や、エアコン経由での感染の情報、窓を開けての換気など
熱中症になりうる要因が重なっており例年より注意が必要です。
毎年投稿されており、しつこいようですが熱中症予防についてお伝えします。
「熱中症は必ず防げる災害」である
―キチンと対策を行い
―適切な処置を行えば
必ず防止、あるいは軽傷で済ますことができる災害と言われています。
発生月と発生場所は?
熱中症の発生状況としては、やはり7月、8月に集中してはいますが、
前後の5月、6月、9月にも多く発生しており油断できません。
また、発生場所の約40%は住居内となっており圧倒的に多数となっています。
→外出自粛ムードの中、最も過ごす時間が長くなるご自宅での対策が重要です。
熱中症リスクが増大する環境要因は?
・気温(高温):気温が高くなると、体に熱がこもりやすくなる
・湿度(多湿):湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなり、気化によって熱が冷めにくくなる
・日射、輻射熱:日射が強かったり、輻射熱、反射熱が強いと体に熱がこもりやすくなる
・気流:風がなかったり弱かったりすると、汗が蒸発しにくくなり、気化によって熱が冷めにくくなる
最近はこれらを用いた指標「暑さ指数(WBGT)」が発表されており、
ここ数日の大阪も12~15時の間は「危険」と表記されています。
(うちの子供たちも、この時間帯の休み時間は校庭での遊びは禁止されています。)
熱中症を予防するには
熱中症対策には「水分・塩分補給」と「暑さを避けること」が重要
①水分補給、塩分補給
こまめな水分・塩分の補給
喉の渇きを感じてからでは遅いと言われています。
また、がぶ飲みも一気に血中の塩分濃度を下げてしまうため、
少量頻回が理想的と言われています。
味噌汁による塩分補給も有効です。(塩分の摂りすぎには注意)
②熱中症になりにくい室内環境
扇風機やエアコンを使った温度調整
室温が上がりにくい環境の確保
(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
こまめな室温確認
③体調に合わせた対策
こまめな体温測定
通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
保冷剤、氷、冷たいタオルなどによる体の冷却
④外出時の注意
日傘や帽子の着用
こまめな休憩
通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
天気の良い日は昼下がりの外出はできるだけ控える
まとめ
・暑さの感じ方は人によって異なります
・高齢の方は特に注意が必要です
・熱中症予防を呼びかけ合うことが大切です
・節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください
いかがだったでしょうか。
しつこいようですが、この時期どなたにも起こりうる熱中症。
しっかりと対策をとれば予防、減災が可能です。
我々スタッフも、この時期は利用者様の体調の変化には
より一層の注意を払って対応しております。
いつもと違う夏。
みんなで乗り切りましょう。