キーワード:睡眠、寝不足、快眠
3月18日は「春の睡眠の日」です。
睡眠の日は、春(3月18日)と秋(9月3日)の年2回あり、日本睡眠学会と精神・神経科学振興財団が設立した睡眠健康推進機構が「睡眠健康」への意識を高めることを目的に制定しました。
もともとは、世界睡眠デーという世界的な睡眠の日があり、日本の「春の睡眠の日」はその日を参考にして制定されたのです。ちなみに、「秋の睡眠の日」の9月3日は「ぐっすり(ク・スリー)」の語呂合わせから来ているそうです。
皆さまは睡眠に悩まれたことはありませんか。
なんと、現在日本では国民の4人に1人以上が睡眠障害を抱えており、自覚していないに人も含めると、更に多くの人が睡眠に関わる健康に問題があるといわれているのです。
では、日本に住む人の平均の睡眠時間はどのくらいなのでしょうか。
総務省の「平成23年社会生活基本調査」によると、
平均の睡眠時間は7時間42分
男性は7時間49分
女性は7時間36分
過去25年間の睡眠時間は男女ともに減少傾向となっています。
昭和61年と比べると、男性は10分、女性は6分の減少です。
では快適な睡眠のためにどうすればいいでしょうか。
厚労省では成人を対象として、睡眠の問題を予防・改善するための情報をまとめた「健康づくりのための睡眠指針 ~快適な睡眠のための7箇条~」を公開しています。
①快適な睡眠でいきいき健康生活
②睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
③快適な睡眠は、自ら創り出す
④眠る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
⑤目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
⑥午後の眠気をやりすごす
⑦睡眠障害は、専門家に相談
いかがでしたか。
睡眠指針である、7箇条を積極的に行い、快適な睡眠から健康づくりを行ってみましょう。