認知症予防のあれこれ

認知症700万人時代の到来に向けて、様々な角度から予防に関する研究が進められています。運動や食事に関すること以外に、最近では、人の性格を構成する5つの特性「ビッグファイブ」のうち、「誠実さ」が認知症予防に関連しているという研究結果も報告されています。米フロリダ州立大学の研究グループは、「誠実さ」の要素のうち「責任感」が強い人は認知症発症リスクがおおよそ35%低下し、「自制心」「勤勉さ」も認知症予防に働くことを示し、「責任感があり、自分の行動をコントロールできる人、ハードワークの人」は、認知症を発症する可能性が低いという結果が報告されています。

もう一つ興味深い知見があります。人の記憶を司る「大脳皮質」は加齢に伴い萎縮し記憶力は低下していく、このような定説を覆す「スーパーエイジャー (Super agers)」と呼ばれる人々の存在をご存知でしょうか。 今年4月に発表された米ノースウェスタン大学の研究報告によると、80歳以上の高齢者でも中年並みの記憶力を持つスーパーエイシャー、彼らは一般高齢者と比へて、脳の萎縮率が少ないことがわかっており、加齢によって必すしも認知機能か衰えるわけではないようです。

どうすればスーパーエイシャーになれるのか? 世界中で研究が進められていますが、 現時点では、いろいろな事や人に興味を持つ、 運動や勉強など、自分の限界を少し超えるくらいの難しいことにチャレンシすることか良いとされています。

これからの時代、認知症予防に対する関心はますます高まり、若いうちから取り組むことが推奨されています。何事にも、まず意識を高めて行動することが大切ですね。師走に入り寒さも本格的になり、閉じこもりがちになってしまう季節です。不活発な生活が続くと、認知症のリスクを高めてしまうことにもなりますので、認知症予防のために運動でも始めたいなど、ご相談があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。