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『呼吸器疾患の身体機能低下の要因について』
7月25日(木)の18時より、ぴ~ちデイにて四国医療専門学校講師の方をお迎えして、表題についてケアマネジャー向けの研修会を行いました。
当日はお忙しい中、6名の方にご出席いただきました。
内容について、まず呼吸器疾患(COPD)の4段階のレベルの説明から、疾患のない人とそれぞれの段階の身体活動量の差、身体活動量が減ると、どんな危険性があるのかを説明されました。
また呼吸器不全(COPD)の負のスパイラル、悪循環の説明をされ、そのなかで、利用者の生活全般にかかわってくるケアマネジャーさんに注意して診ていただきたい生活状態のポイントについて教えていただきました。
そのポイントとは利用者の普段の生活環境、ほぼ寝た切りなのか、座位での生活が送れているのか、睡眠の質はどうか、精神状態はどうなのかといったことに注意し、改善すべき点を他の職種と連携して、少しでも自己効力感をあげることでわずかでもQOLの向上が図れ、症状の増悪を防ぐことができるということでした。またそれは呼吸器不全の人だけが当てはまるのではなく、他の症状(脳梗塞後遺症や神経系疾患など)にも当てはまりますよとのことでした。
終了後は理学療法などの専門的知識がなくても理解しやすい内容であったと、出席して頂いた方からは、とても分かりやすく、自分の担当している利用者の方にも当てはまることがあるとのことで、参考になりましたとご感想をいただきました。