11月に入り秋も深まり、朝晩が冷え込む時期になりました。
季節の変わり目は日によって気候が安定せず日中と朝晩の寒暖差が
激しく、お昼に出かけた時はカーディガンで十分でも夜はコートが
必要な時はないでしょうか。こういった寒暖差は「自律神経」を乱 す
原因の一つにもなり、ストレスの原因となります。
今回はストレスによって起こる症状、リラックスの方法の一例を説 明
したいと思います。
ストレスによって起こす症状としては….
・頭痛 ・腹痛や胃の不調
・不眠や疲労感 ・気分の落ち込み などがあげられます。
次にリラックス方法の一例を紹介したいと思います。
リラックスとはストレスと対極の状態で、心と体の緊張が解けて安 らかな
状態を指します。ストレスは意識しなくてもたまりますが、自動的 には
リラックスすることはできません。意識的にリラックスする方法を 身に
つけることも大切です。
その方法の一つとして「筋弛緩法(きんしかんほう)」があります 。
筋弛緩法とは、手や腕に意図的に力を入れて、その後の脱力を感じ る体操
です。「筋肉がリラックスした」という情報を脳に送り、脳の興奮 を抑え
心と体をリラックスさせます。手軽にできるもの(今回は肩)を下 に紹介します。
その流れとして
①椅子に座り両肩に力を入れ肩をすくめます
②10秒ほどたったら脱力して肩を落とします。
③15秒ほどリラックスする。
これを数回繰り返してください。
注意点として体操中は腹式呼吸を意識するように心がけましょう。
腹式呼吸をするだけでも効果はあります。
また関節リウマチや五十肩などある場合は行っても良いか、担当医 に
相談してください。
ちなみにこのような内容は「日本健康マスター検定 公式テキスト」にて
確認することもできます。 気になる方はネットで検索や書店で探してみて
ください。