少子高齢化の影響で、どんどん膨れ上がる一方の社会保障関係費、8月から社会保障制度の仕組みが変わって、一部個人の負担が増えます。それでも膨張する社会保障費を抑えて、適正化にはまだまだ遠い道のりです。
未来を想像しイメージすることは容易でないのですが、高齢者だけに差し迫った問題ではなく、全ての世代の問題であることは確かです。
ここでちょっと、吹田市のデータヘルス計画(平成28年)から、吹田市の現状の一部を抜粋してみました。
吹田市は「健康・医療のまちづくり」として健康寿命の延伸を目指し、予防医療や健康づくりの取り組みを推進しています。健康寿命とは、日常的に介護を必要とせず、自立した生活が出来る生存期間のことです。
1、この健康寿命、実は吹田市は全国及び大阪府よりも短く、「支援や介護が必要となる期間」が長くなっています。
2、吹田市における死因順位は、悪性新生物、心疾患、肺炎、脳血管疾患の順で、全国及び大阪府と同じ傾向です。大きく違うのは、吹田市の7位が糖尿病で、全国、大阪府に比べて糖尿病による死因が男女とも高くなっています。そして、入院と外来を合計した疾患別医療費の順位は、1位が糖尿病、2位は慢性腎不全(人工透析あり)です。
また、吹田市の1人当たりの医療費は、全国、大阪府に比べて高額です。
3、介護・介助が必要になった主な原因は、「高齢による衰弱」が最も多く、次いで「認知症」「骨折・転倒」「脳卒中」です。 性別では「高齢による衰弱」に次いで、男性は「脳卒中」や「糖尿病」、 女性は「骨折・転倒」が多くなっています。
「リハビリ本舗」は、「予防医療や健康づくり」の一端を担う医療・介護の専門職集団です。
「高齢による衰弱」「認知症」「骨折・転倒」「脳卒中」「糖尿病」等によって、支援や介護を必要とする状態に出来るだけならないよう予防し、また健康寿命を延ばすことができるよう努力いたします!
どうぞお気軽にご相談、ご利用ください。