30秒椅子立ち上がりテスト

さわやかな季節となりました、みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

 

さて、今回は脚の筋力を簡単にテストすることができる、「30秒 椅子立ち上がりテスト」について紹介したいと思います。

 

脚の力は加齢とともに低下すると言われております。脚の力が衰えると、駅やスーパーなどで階段を避けエレベーターを使うようになったり、少しの距離でもタクシーを使うようになったり、外に出かけるのが億劫になったり、そういうことを繰りかえすうちに、ますます脚の力が弱くなる、という悪循環に陥ってしまいます。

 

まずは、現在の自分の脚の力はどのくらいあるのだろうか?知る事から始めてみましょう!

それを簡単にテストすることができるのが今回紹介する「30秒椅子立ち上がりテスト」です。

 

このテストは、高齢者の体力測定や病院・施設などでのリハビリテーションの場面でよく使われており、科学的にも有用性が認められているものです。

 

では、測定方法について紹介します。

ストップウォッチをご用意ください。

 

①椅子に少し浅めに腰かけます

②両手は胸の前で腕組みします

③「よーい、どん」の合図で椅子から立ち上がり、座る、ということをできるだけ早く繰り返します

④制限時間は30秒です、何回できるか数えましょう

 

以上です。多ければ多い程、「脚の力が強い」ということになります。

以下に、性別・年齢別の基準値を示します。

 

【男性】

65~69歳  21~18回

70~74歳  20~16回

75~79歳  17~15回

80歳以上  16~14回

 

【女性】

65~69歳  21~17回

70~74歳  19~15回

75~79歳  17~13回

80歳以上  16~13回

 

いかがでしたでしょうか?

基準よりも少ない人は脚の筋力トレーニングを!

多い人は現状を維持できるよう運動を続けましょう!

これから暑い夏となりますが、健康に楽しく乗り切りましょう~