「小豆」

こんにちは。

暑さ寒さもお彼岸までと言いますが、少しずつ暖かくなってきましたね。

春のお彼岸には牡丹餅をお供えしたり食べたりすると思います。

牡丹餅にたっぷりのっている餡子!小豆から作られる餡子はその他、和スイーツにも欠かせない存在ですよね。

小豆は日本人ではお菓子の原料として馴染み深い存在ですが、ヨーロッパなどで豆というとスープやサラダに入れる事がほとんどで小豆は苦くて食べにくい豆というイメージがあるそうです。

小豆の主成分は糖質とたんぱく質でビタミンB1、B2、食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄分など様々な成分を含みます。

小豆に含まれているビタミンB1は糖質の代謝を促進し、エネルギーに交換する事で筋肉内に疲労物質が溜まった状態になるのを予防・解消してくれます。そのため、疲労回復や肩こりなど筋肉の痛み、だるさや夏バテの解消に効果があると言われています。

また小豆に含まれるサポニンという成分にはブドウ糖が中性脂肪に変化するのを抑え、脂質の代謝を促進する肥満防止効果があり常食すると太りにくい体質になることが期待されています。また血液中の余分な脂質を洗い流してくれる働きがあることから動脈硬化や高脂血症、生活習慣病の予防や改善に役立ってくれるとも言われています。

その他、ポリフェノールが含まれているため活性酵素の働きを抑制し体の酸化を防ぐことで過酸化脂質の生成抑制や老化防止にも役立ちます。

 

-小豆の効果-

・生活習慣病予防・改善

・二日酔い

・ふくみ解消・予防

・便秘解消

・疲労回復

・妊娠中、授乳中の健康維持

・老化予防(美肌づくり)

 

小豆にはこんなに素晴らしい役割や効果がありました。

今後もバランスの良い食事を心掛け、健康な体づくりをして行きましょう。ぜひ晩ご飯に小豆の入った一品でもいかかでしょうか。