食欲の秋とコレステロール

食欲の秋となり、食べ物の美味しい季節になりました。

生活習慣病が気になり、食べ物に気を付けている方には、誘惑が多い事だと思います。
最近、テレビ番組でコレステロール値が高いとか低い等の話題をよくみかけます。また健康ドリンクで、「コレステロールを改善します」などのコマーシャルを目にします。
コレステロール値が高い状態が続くと、動脈硬化が進み「狭心症」や「心筋梗塞」や「脳梗塞」が心配されます。
でも、悪いイメージを持たれているコレステロールも、身体には欠かす事が出来ない大切な役割もあります。コレステロールがあまりに低いと、血管の壁が壊れやすくなり脳出血が起こりやすくなります。
動脈硬化は加齢と伴に進行します。加えて高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などの因子も動脈硬化の危険を助長すると言われています。
コレステロール値は高過ぎず、低すぎずが良い様です。
そこで、大切になるのが食事や運動習慣が大きく関わってきますので少しご紹介します。
①食事量の注意
体重を1kg減らすと、総コレステロール値が10㎎/dl下がると言われており、肥満傾向の方は食生活を見直し食べ過ぎに注意しましょう。
②動物性脂肪の取り過ぎに注意
動物性脂肪を取り過ぎると、コレステロールを増やし動脈硬化の進行を助長します。ですので、動物性脂肪を多く含んだ肉類は食べ過ぎに注意しましょう。
③運動習慣
適度な運動をすることで、血中の善玉コレステロールが増えるとされています。例えば、ウォーキングなどあまり無理の無い運動から始めるが良いと思います。
運動習慣を日常生活の中に取り入れ、継続すると良いでしょう。
以上を日々の中で、少し思い出して頂き、食欲の秋・運動の秋を健やかにお過ごし頂きたいと思います。