膵炎について

正月も三が日を過ぎてはや松の内も終わろうとしています。 個人的なお話になりますが、
この度の年末年始は好きなお酒も一滴も飲めず、食事も制限され味気ないものになって
しまいました。 原因は膵炎という病です。最近とても急増しているとの事なので皆様も覚えておくと良いかもしれませんよ
膵炎の症状としては、背中の痛み(特に左肩に放散する痛み)、鳩尾から左脇腹上部にかけての痛み、食欲不振、下痢、発熱、吐き気等で急性膵炎の場合は急な痛み、激しい痛み、
慢性膵炎は最初はコリや張りのような感じで徐々に痛みが強くなるとのことです。
~私の場合は背中の凝りと思い、マッサージにも行ったりしましたが一向に良くならず、そのうち痛みも強くなり仕方なく医者に掛かり発覚しました。~
また、一般に膵炎による痛みは食事をすると強まり、絶食をすると軽くなるという特徴から胃痛と勘違いされがちです。 もちろん胃薬を飲んでも治りません。
~私も完全に潰瘍かと思い胃薬を試しました。~
膵炎は血中のアミラーゼという酵素の値が高くなるので他の疾病と区別します。
膵炎の原因は胆石症の関連や高脂血症の人に見られることもありますが、アルコールが要因の場合が多いようです。
治療は重篤な状態でなければ、根気よく安静な状態で薬物療法を続けます。消化液の分泌を抑えるために絶食し、点滴で栄養補給します。
ほうっておくと他の臓器の働きにも影響するので、日常生活の改善が必須です。
禁酒はもちろん、暴飲暴食、睡眠不足、疲労の蓄積を避け、食事も脂質を抑えます。
~このおかげで私は何か月も 「健康的な」? 生活を強いられているのです~
とにかく診断されてから約1年になりますが、いまだに不調が続きあれこれ影響を受けています。 まあ原因は確実に暴飲暴食にあると思われるので自業自得ではあるのですが、
結構大変な病です。
生活の乱れやすい時期でもあります。 皆様も充分お気を付け下さいませ。