メタボリックシンドロームの基準について

満開だった桜の花も散り始め、葉桜になりつつある今日この頃です。

新入生、新入社員の方達にとって心躍る季節でもありますね。

 

あっぷる訪問看護ステーション理学療法士の山口浩司と申します。

私も今年の理学療法士の国家試験をパスしまして心躍っております。

しかし、運動の機会が減っていたためか、お腹が弛んできており日々の運動不足を実感し落ち込んだりもしています。標準以上の体重になってきたこと等をメタボ、メタボと言われますが、今回はメタボリックシンドロームの基準について紹介します。

 

一度、この機会にみなさんも参考にしてみてください。

メタボリックシンドロームの診断基準となる4つの数値をチェックしましょう。

 

①内臓脂肪の蓄積

腹囲(へそ周り)男性 85cm以上 女性 90cm以上

内臓脂肪の蓄積をチェックします。肥満の判定によく用いられるBMI(体格指数)ではなく、腹囲で判定します。

 

①の内臓脂肪の蓄積に加えて、下記の2つ以上の項目があてはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。

 

②脂質異常

中性脂肪 150mg/dL以上 HDLコレステロール 40mg/dL未満 のいずれかまたは両方

メタボリックシンドロームでは、過剰な中性脂肪の増加とHDLコレステロールの減少が問題となります。

 

③高血圧

最高(収縮期)血圧           130mmHg以上 最低(拡張期)血圧 85mmHg以上 のいずれかまたは両方

高血圧症と診断される「最高(収縮期)血圧140mmHg以上/最低(拡張期)血圧90mmHg以上」より低めの数値がメタボリックシンドロームの診断基準となっています。

 

④高血糖

空腹時血糖値       110mg/dL以上

糖尿病と診断される「空腹時血糖値126mg/dL以上」より低めの数値で、「境界型」に分類される糖尿病の一歩手前がメタボリックシンドロームの診断基準となっています。

 

 

どうでしょうか?①に加えて2つ以上の項目に該当しておりましたでしょうか。

該当しない方はメタボではありませんので、もし容姿だけでメタボと言われたなら堂々と否定してください。

該当する方は今からでも遅くはありません。リハビリ本舗で効果的な運動を習得しましょう。

 

今後ともリハビリ本舗をよろしくお願いいたします。

 

参考:厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/