まだまだ寒い日が続きますが、皆様お変わりございませんか。
あっぷる訪問看護ステーション理学療法士の奥野と申します。
今回は循環器領域における運動療法の重要性をかいつまんでお伝えします。
近年、特に循環器領域においては予防医学の考え方が発展し、様々な検査機器の開発・薬の開発が進められています。そのような大それた開発の中で、「運動療法」が一番の特効薬として各学会などから推奨されています。しかし、一概に「運動療法」と言っても「体に良いのは分かるが、何をどんな風に行えばいいか分からない」というのが多数の方の意見だと思います。
例を挙げますと、様々な循環器系学会において
①【1日30分の早足歩き程度の軽い運動を推奨する】
②【有酸素運動を1 日20~40分間行い、週3回以上の頻度で12週間以上継続した場合に最も安定した効果が得られる】
などと言われています。
上記の2点にぴったりあてはまる運動が、「ノルディックウォーキング」です。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、ノルディックウォークとは通常歩行よりも消費エネルギーが高く、2本のポールを用いる為、関節への負荷も軽減できるとされています。また、どなたでも実施しやすいフィットネススポーツとして注目を浴びています。
当社でもノルディックウォークの定例イベントを開催しておりますので、ご興味がある方はご連絡下さい。