腰痛対策指針

寒い日が続きますね。

14日の大阪は雪の予報が出ており、

まだまだ厳しい寒さが続きそうで、

引き続き体調管理に注意をしないといけませんね。

さて、少し前の話題にはなりますが、

平成25年6月18日、厚生労働省から『職場における腰痛対策指針』というものが19年ぶりに改訂されました。

改訂事項の中には介護における項目もあり、

高齢者介護などの社会福祉施設での腰痛発生件数が大幅に増加していることから、

介護作業の適用範囲を『重症心身障害児施設等における介護作業』から『福祉・医療等における看護・介護作業』全般に拡大することや事例別での介助方法例が加えられており、

看護・介護の職場でも腰痛予防対策を推進していく事が必須とされています。

その中では、

『腰部に著しく負担がかかる移乗介助等では、リフト等の福祉機器を積極的に使用することとし、原則として人力による人の抱上げは行わせないこと』

等の記載もあります。

介護者の方が腰痛等により体調を崩してしまうことは、施設・在宅生活を行う上で介護者や介護を受ける方もとても大きな問題を生じてさせてしまいます。

現場で働く方はもちろんのこと、ご家族様の中にも腰痛で困られている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

福祉用具導入に関し、環境上や作業効率等考慮しなくてはいけない事もあるかと思いますが、

もしお困りの方がいらっしゃれば、一度周りの方と相談し、

いろいろと見直してみるのも良いかもしれませんね。

参考資料:

  厚生労働省『職場における腰痛対策指針』  http://goo.gl/EYJci0