体の調子を維持するためには、日々のストレスによって受けるダメージを回復させるために「睡眠」が必要になって来ます。
昼寝で脳を休憩させましょう
眠気が起こるのは脳が疲れている証拠です。自己防衛のために脳から発信される信号であるとも言われています。昼寝で脳を一時的にストレスから切り離し、リフレッシュさせることで疲れを癒しましょう。そうすることで集中力もアップ出来ます。
昼寝をするといっても、方法を間違えると余計に疲労を蓄積させてしまう恐れがあります。昼寝にも理想的な時間とタイミングがあります。出来るだけ、いつも同じ時間帯に昼寝をすることが大切です。
30分以上寝ると深い睡眠に入ってしまうため、睡眠から覚醒への切り替えが難しくなり、目覚めをスッキリさせるには、15分~20分が良いといわれています。 また夜の睡眠について考えるとあまり午後の遅い時間に睡眠を取ってしまうのは良くありません。どんなに遅くても午後3時までに取ることが薦められています。
また昼寝を取る少し前にコーヒーなどカフェインを含む飲み物を取ることによって目覚めが良くなります。
不眠に悩む人は..。
不眠に悩む人は、少しでも眠ろうと早くからベッドに入ろうとする傾向があるようですが、最近の研究では普段の入眠時刻の2〜4時間前は1日の中で最も寝つきにくい時間帯であることが明らかになってきました。せっかく早く床に入っても、なかなか寝つけず余計「眠れない」と不安になってしまいます。眠たくなってからベットや布団に入る事が、スムーズに眠りに入るための近道だそうです。
またテレビやパソコン画面の人工的な光は睡眠導入ホルモンであるメラトニンの放出が抑制されてしまい寝つきが悪くなることが分かってきました。寝つきを良くする為にも就寝前のテレビ鑑賞、パソコン操作は控えたほうが良いそうです。
部屋の照明も、寝る数時間前から間接照明にするなど、少し暗めにするとメラトニンの分泌がスムーズに行われるそうです。
また、就寝時間よりも重要なのが、起床時間です。「定時に起きる」ということがポイントです。起床後、太陽の光を浴びると、体内時計のリズムがリセットされ、その約15〜16時間後に眠気が出現することが分かってきました。これは睡眠導入ホルモンであるメラトニンの分泌リズムによるもので起きた時点で、寝つく時間はほぼ決まってしまうとの事です。
平日の疲れや睡眠不足を補うために、週末に少しでも睡眠時間を稼ごうと昼近くまで寝てしまうということがあるかもしれませんがこれは逆に夜、寝つきが悪くなり月曜日の朝起きるのが辛くなってしまいます。どうしても平日の睡眠不足を休日に解消したい人は、休日も頑張って一度早めに起きて日光を浴び、その後午後3時くらいまでゆっくり過ごす方法を取ってみてください。
以上、簡単ではありますが体調を維持する睡眠方法について書いてみました。一度、参考にして頂ければと思います。