筋力増教訓練②

前回、筋力増強する為に過負荷の法則・漸進性の法則についてお話させていただきました。今回も筋力増強する為に、どのような法則があるかをお話させて頂きたいと思います。

まずは、反復性の法則です。1回の筋力増強訓練ではなかなか効果は得られません。その為に、間隔を空け、継続することで効果が得られてきます。

次に、意識性の法則です。訓練を行なっている者が、「どうして訓練を行なっているのか」、「どの筋肉を使っているのか」等の、目的を持つということです。使用する筋肉を視ながら行なう、自分自身で筋肉に触れながら行なうのも良いです。

次に、特異性の法則です。目的に沿った訓練をするということです。歩くために、腕の訓練をしても、歩行は上手くなりません(一概には言えませんが)。歩行、車椅子の自走といった目的に沿う訓練をしなければなりません。

最後に、全面性の法則(バランスよく訓練する)・個別性の法則(体力、性別、目的などに応じた訓練を実施する)といった法則があります。

以上、筋力増強訓練における7つの法則です。

私自身も再度頭に入れ、利用者様に接していこうと思います。