運動 インナーマッスル①

お久しぶりです。幸四郎です。

4月に入り、大阪も桜の開花宣言がされました。桜の花言葉は、精神美、純潔、高尚、優れた美人です。また語源は、「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指したものだそうです。

さて、本題に入らせて頂きます。

今回のテーマは、インナーマッスル(ローカルマッスル)についてです。

ここ数年前からヨガやピラティスで注目を浴び、プロスポーツ選手のトレーニングにおいても重要不可欠な筋肉です。腰痛や尿失禁、肩関節周囲炎などの治療に対しても、重要になります。

では、インナーマッスルとは何でしょうか?インナーマッスルは、深層にある筋肉のことを指します。機能としては、関節を安定させる働きがあります。その対照となるのが、アウターマッスル(グローバルマッスル)です。表層の筋肉であり、関節を大きく動かす働きがあります。

トレーニングを行う場合、運動方法が分かり易く、外観的にも評価しやすいアウターマッスルばかりに目が行ってしまいます。しかし、インナーマッスルを鍛えることで、姿勢の調整や動作時の不安定性が改善することが可能となります。またインナーマッスルは、運動時にアウターマッスルより先行して働きます。その為、インナーマッスルが機能することで筋力が発揮しやすくなります。さらに、アウターマッスルを過度に使用することで生じる障害も予防することが出来ます。

インナーマッスルを意識したトレーニングを行うことで、もう一段階上の身体を作ることが出来ます。

次週は、もう少し具体的にインナーマッスルについて話をしていきます。