新年のご挨拶

キーワード:新年、平成、新元号

 

明けましておめでとうございます。

新しい年を迎え、いよいよ平成が終わりに近づいています。

皆さんにとってどんな30年間だったでしょうか。

 

平成31年元旦、日経新聞朝刊に「Tech2050 新幸福論」として、老化を防ぐ研究が着実に進んでいる内容の記事が載っていました。

 

「米ワシントン大学の今井真一郎教授らが、老化を抑える働きを突き止めた長寿遺伝子。これがつくる酵素がカギを握る。(抜粋)」これらの酵素の働きを保つ生体物質「NMN」の大量生産に成功し、マウスで効果が確認できているそうです。「人間でも2~3年で証明できる。死の直前まで健康に生きる『ぴんぴんころり』が増えるはず。(抜粋)」と。

 

「平均寿命は、記録が残る約300年間で40歳弱から80歳超まで延びた。~(略)~若手研究者約300人に「人間の寿命は何歳まで延びるか」と尋ねたところ「150歳」が最も多かった。(抜粋)」とも。

 

また、人工知能(AI)に関する記事も多くありました。AIが進化し、これまでの産業用ロボットから、コミュニケーションをとることが出来る、より生活に身近なAI、ヘルスケアをこなすAIなど様々な分野で普及することでしょう。少子高齢化が深刻な日本にとって、医療や福祉の現場でも活用の幅が広がること思います。

 

「新幸福論」は、単に寿命が延び不老不死に近づくことではなく、一瞬一瞬の生をいかに善く生きるかを問うているように思います。

 

もうすぐ元号が変わります。

 

平成30年間という年月の持つ意味を考えるとともに、この節目を大切にし、新しい時代の中で「善く生きること」「幸福」の意味を深く考え、地域の皆さまに貢献できるよう努力をしてまいりたいと思います。

 

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。