キーワード:人生100年、Life shift、選択
人生100年時代が謳われて久しくなりました。
仕事、結婚、子育て、親の介護、また第二の人生のスタート。
高齢化社会と言われますが、現代のシニア世代の方の活躍や活動には、知識、経験、経済力、そして健康意識の高い方が多いようです。
健康寿命という言葉を良く耳にします。
「ぴんぴんころり」
人生の最後まで自分の足で歩きたい、自分で食べたい、話したい、楽しみたい、人生に悔いなく安らかに自分の家で最後を迎えたい。
私の祖父も92歳まで、農業を続け、亡くなる2日前まで山歩きをし、家族に看取られ人生を全うしました。
もう片方の祖父もわが家で、親族に囲まれ思い出話のなかで旅立っていきました。幼い頃から当たり前の事が今は難しくなりました。
医療の進歩は違う意味で、私たちを自然な臨終から遠ざけてしまったようにもみえます。
病院の機械の音ではなく、家族や友人の声や温もりの中で最後の時を迎えることは、昔は自然な事でした。
遺された家族や親族、友人は臨終の時、命のバトンを受けとり次の[生]に続いていくのではないかとおもいます。
「何もしない選択」「自分で選択出来る人生」