ヒートショック③

明日からより一層寒さが増すようですね。

体調管理に気を付けてください。

早速ですが、今週は、ヒートショックが一番多く発生する浴室での対策を紹介します。

それには、居室と浴室の温度差を少なくすることがポイント。そのためには、浴室を暖める必要があります。そこで、簡単にできる浴室の温め方をご紹介します。

風呂に入る前にしばらく浴槽のフタを開けておくこと、マットやスノコを敷くなどの対策も有効ですが、手っ取り早く浴室を温める方法としては「シャワー給湯」がおすすめです。浴槽に湯を入れる時、シャワーを使って給湯する方法です。シャワーで給湯すれば、効率よく浴室温度を上昇させることができます。

つぎに、入浴の仕方によりヒートショックを防ぐポイントを紹介します。

① お湯の温度は低めに設定する。

   浴室での事故は、入浴温度41度を境にして死亡者数の増加がみられるそうです。浴槽に湯を張る際は、41度以下にすること

         を 心 がけた方が良さそうです。

② 高齢者や血圧の高い人は一番風呂を避ける。

   家族が入浴した後の二番湯に入れば、浴室が温まっていますから、ヒートショックも起こりにくくなります。

③ 湯のつかり方

   「かけ湯」や「半身浴」を組み合わせるなど入浴方法を工夫しましょう。これは心臓や肺を水圧の負担から守るので、高血圧の人、

         高齢者、心臓や肺機能が弱い人には最適な入浴方法と言えます。

以上、3週にわたってヒートショックについて説明させていただきました。

寒い時期の入浴時のリスクを、少しでも軽減できれば幸いです。

次週からは、また別のテーマで更新致しますので、よろしくお願いします。