ダイエットにご用心

キーワード:ダイエット、リバウンド、注意点

 

いよいよ師走になりましたが、暖かな日が続いていますね。

さて、今回はダイエットの注意点についてお伝えしたいと思います。

秋から冬にかけて食欲は増し、クリスマスや正月など食事量が増えることも多くなります。

そこで、ダイエットを考える方がいらっしゃると思います。反面、リバウンドしたという話を耳にすることもあります。せっかく行ったダイエットでダイエット前より太ったということにならないように、進め方ややめ方には注意しなければなりません。

 

リバウンドを生じる主な原因は次の通りです。

①食べる量を減らすと、筋肉量も減り基礎代謝が減少する、また、体の働き全体が省エネモードになる

②ダイエットをやめて普通に食べても満腹感が得にくくなる

③糖質ダイエットをやめた場合、ダイエットにて脂質の摂取量が多くなっていることが多く、急速に脂肪の吸収が進む

 

身体が省エネモードに切り替わるのは、1ヵ月で体重の5%程度の体重減少があった場合とされていますので、体重60kgの方が1ヵ月で3kg痩せると省エネモードになるということです。

 

こういったことが原因で、最初少しやせて、その後痩せにくくなる停滞期が生じるとされています。急な体重減少を生じるような食事制限は注意しなければなりませんね。

 

また、食事を摂ると満腹感を感じるホルモンが分泌するのですが、ダイエット中は減少してしまいます。これは、ダイエットをやめても、すぐには増えませんので、満腹感をえるために食事をすると、ダイエット前よりも食べ過ぎてしまうことが多くなり、結果リバウンドを引き起こしてしまいます。

 

ですので、ダイエットは体重減少が緩やかに行えるような方法とし、ダイエット後も1ヵ月くらいは、満腹感が得られるまで食事することがない様に調整する必要があることを覚えておいてくださいね。