運動 『筋肉痛』

はじめまして。

今週から、3週にかけて担当させて頂きます幸四郎です。今年の4月に入社したばかりの未熟者の新人ですが、どうぞよろしくお願い致します。

台風が過ぎてから、急に秋らしい気候になりました。秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、皆様はどのような秋を想像されますか?私事になりますが、私の趣味は走ることであり、第1回大阪マラソンに出場します。10月30日は是非テレビを・・・。ということで、運動に関するテーマで話をさせて頂きます。

第1回目は、運動にはつきものの痛み、いわゆる筋肉痛について話をさせて頂きます。

筋肉痛の定義としては、不慣れな運動や激しい運動後の24~48時間後に起こる筋痛であり、伸張時や収縮時の痛み、圧痛が特徴とされています。また運動後数時間から24時間で発現し、約48時間後にピークを迎え、5~7日後に消失します。

筋肉痛といえば、年をとると遅れて出るということを良く耳にします。私自身、そのような気もしますが、これは正しくないのです。年をとると、筋肉痛が遅れる正確なメカニズムは解明されていません。さらに、多くの研究により年齢と筋肉痛の発現に関係性がないことが報告されています。筋肉痛が遅れる理由として考えられているのが、年齢というよりも普段どれだけ筋肉を使っているかということです。すなわち、筋肉痛の出現は、年齢ではなく日頃の運動不足ということです。

最後に、筋肉痛の治療として、温めるやストレッチを行う、休息をとるなど多々ありますが、もっとも効果的なことは軽運動です。軽運動は、少し汗をかいたり、少し息があがる強度での運動です。疲れた筋肉を軽く収縮させることで、循環が最も良くなります。そして、それが回復への最短ルートになります。

第2回は、運動の内容について話をさせて頂きます。