「やる気」について②

こんにちは。京都の虎キチです。

今日は「中秋の名月」十五夜ですね。我が家はススキを飾り、ベランダから月を眺めながらお団子をいただきました。日本人に生まれて良かったと思います。

 さて、前回お話させていただいた「やる気スイッチ」ですが、1つ目のスイッチは「とにかく動く」ということで意識して使うようにしています。しかし、帰宅後の家事・・・のように簡単に体は動くものではありません。そこで残りのスイッチも紹介させていただきたいと思います。

 2つ目はEXPERIENCE(経験)。日常生活の体験は「海馬」を通じて貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。

 「海馬は脳の最高幹部だ」といわれます。脳を企業に例えると、最も重要な指令を下すのが社長である海馬。日常生活で初めて経験するような事態では、海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応します。しかしいつもと同じ経験では、わざわざ海馬が顔を出す必要はありません。部下だけで処理を代行できる。つまりよほど重要なことでない限り海馬にまで情報は届かない。海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れることが効果的なのです。

 そのためには「形から入る」「身銭を切る」「人を喜ばせるためにやる」などがお勧めです。また脳研究では「準備の心(プリペアードマインド)」という概念が知られています。事前に「続かなくて当たり前」と気楽に構えておくと長続きします。

 お客を招待して、お部屋の掃除、お料理を頑張ってみたいと思います。

 なでしこジャパンはオリンピック出場を決めました。彼女たちを見ていると本当に元気や勇気、やる気を与えられます。おれんじデイの利用者様もリハビリに対するモチベーションが高い方が多く、私たちスタッフの方が元気をもらいます。私たちも負けないように気合を入れて頑張りたいと思います!!