こんにちは。京都の虎キチです。
このたびの台風12号では土砂災害や河川の氾濫等で多くの人たちが被害にあわれました。ニュースで見る光景は半年前の災害を思い起こさせるほど悲惨なものでした。自然を前にして、人間が抵抗できる力は微々たるものであると感じさせられますが、人間には立ち上がる力・前を向く力は十分に備わっているということをこのたび教えられました。被災者も人間。新内閣も人間。今後どのように日本を元気にしていくのかを、一国民として考えさせられるところです。
さて、残暑も厳しいですがいよいよ秋です。「運動の秋」「食欲の秋」「読書の秋」と盛りだくさんです。「さあ、何か始めよう!」と意気込むものの三日坊主で終わってしまうという話はよく耳にします。むしろ私がそうです。どうにかならないものかと調べてみたところ、脳は飽きやすくできているということなのです。
解決策は「脳をだます」こと。1つのポイントは「淡蒼球」という脳部位です。淡蒼球は「やる気」や「気合」など日常生活で大切な基礎パワーを生み出すと言われています。自分の意志で淡蒼球を動かすことはできません。しかし、「4つのスイッチ」を使えば淡蒼球を起動させることが可能になります。
1つ目のスイッチはBODY(身体)。身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆で身体が主導権を握っています。進化の過程を思い出してみると、脳より身体が先に発達していることがわかります。身体のない動物はいませんが、脳のない動物は存在します。脳は進化の歴史ではなく新参者なのです。「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」のです。
日曜日の朝は、平日より遅く起きていませんか?起床のリズムを崩すことは良くありません。趣味や勉強の時間もあらかじめ決めておくことが良いようです。場所の移動も効果的です。新幹線や飛行機では、なぜか集中できる人も多いのではないでしょうか。最近の研究で身体を動かさずとも、動いているという感覚があれば、脳が活性化することがわかっているということです。
残りのスイッチについては次回またお話させていただきます。
しばらく残暑は続くでしょうけれど、皆様お体には十分お気を付け下さい。