キーワード:アニマルセラピー、QOL、オキシトシン
「冬の足音がすぐそこまで聞こえてきました。寒さ対策はもちろんですが、日頃の疲れやストレスにも目を向けていますか?
私は飼い犬と戯れている時が一番癒され、ストレス解消にも繋がっています。
今回は、アニマルセラピーについてお話したいと思います。
アニマルセラピーとは、動物と触れ合うことで生まれる癒しの効果を用い、心身に何らかの症状を持つ人の治療の手助けをしたり、生活の質(QOL)の向上を目指すセラピーの事で、動物介在療法と動物介在活動の2つの総称です。
代表的な効果として…
★ストレスホルモン「コルチゾール」の濃度を下げる。
ペットをなでたり触ったりして触れ合うことで、副腎皮質から分泌されるホルモン「コルチゾール」の体内濃度が低くなります。コルチゾール濃度の適度な低下は、免疫力の向上、高血圧の予防、成長ホルモンを分泌させるなど、さまざまな働きがあるため、結果的に寿命を延ばすと言われているそうです。可愛いと思う動物を見ているだけでも、コルチゾール濃度が低下することが分かっているそうですよ。
★ 幸せホルモン「オキシトシン」を分泌する。
ペットと一緒にいると、脳下垂体から、ストレスを軽減するホルモン「オキシトシン」が分泌されます。オキシトンシンは哺乳類だけが持つホルモン。血圧や心拍数を下げたり、情緒を安定させて他者への関心を促すことで社会性を高めるといった作用があると言われているそうです。
他にも、様々な効果があると言われています。
みなさんも街中で見かける動物に目を向けて、心も温めてみてはいかがでしょうか??