こんにちは!
ここ1週間、真夏のような暑い日が続いていますが、皆さんどうお過ごしでしょうか?
今回は、『夏に負けない体づくり』として運動をご紹介したいと思います。
はじめに、生きていく上で必要最低限のエネルギー「基礎代謝」があります。
呼吸や体温の維持、食物の消化吸収や脳の情報処理などに必要不可欠なエネルギーです。
1日に消費するエネルギーのうちの約70%は基礎代謝と考えられています。
ごく普通の生活をしている成人男性で1日2000kcal消費するとなると1400kcalは何もしなくても出ていくことになります。
分かりやすくいうと、光熱費の基本料金のようなものです!
その基礎代謝のうち4割弱を占めているのが骨格筋で、安静に座り姿勢を維持するだけでも筋肉は微細な収縮を繰り返し、エネルギーを消費し続けています。
そのため、同じ体重でも筋肉量が多い人の方が生み出す熱量が大きいのです。
基礎代謝が加齢とともに低下していくのは、筋肉量の減少が大きな原因です。
運動で筋力強化・維持を行うことは効率的なエネルギー代謝のための大切な目的です。
運動として
「ターゲットハートレート上でのランニング」
・ターゲットハートレートとは「目標心拍数」
・これ以上動けないという時の心拍数が「最大心拍数」
・220-年齢で求められ、100%とすると60~70%の心拍数レベルでは
→有酸素系エネルギー経路が最も有効に働き、体脂肪燃焼も促されます。
心肺能力が向上すると、同じ心拍数でもより早いスピードで走れるようになります。
走る距離が延びるのでエネルギー消費量は上がり、体力の向上も望めます。
「きびきびウォーキング」
・時速8~9km程度のスピードで行うウォーキング
→女性が笑って話しながら走れるレベルのスピード
・時速9kmで歩く>走る:酸素摂取量が上回る
・体脂肪率低下、体力向上が促される
走ることが苦手という方やすぐ疲れてしまう方に、まずはいつものウォーキング+スピードを速めた「きびきびウォーキング」で夏バテ防止への体力づくりをして行きませんか。
今回3週に渡り、「夏へ向けての食事と運動」に関して書かせて頂きました。
次回のブログをお楽しみください!