どうも!
ご無沙汰しております。バイク坊主です。
だんだん、暑くなってきましたね。
去年は、暑く長い夏だったような記憶があり、
今年はどうなるんでしょう?
暑くなれば、汗をかきますね。
と言うことで、
今回から、3回に分けて、
汗について投稿させていただきます。
いい汗? 悪い汗ってあるの?
恒温動物である人間の体温調節に必要な汗。
汗の主な作用は、放熱です。
汗は汗腺から出ます。
<汗腺の種類>
○エクリン腺・・・・・・体内に蓄積された熱を放熱する大切な役目の汗腺です。
身体全体に分布し汗を分泌し身体の表皮で蒸発させることにより、
体温を調節する重要器官です。
運動したり暑いときに、汗をだす汗腺です。
汗は、透明で無味無臭のサラサラした汗です。
汗の成分は、99%が水分で、1%が塩分です。
みなさんが、汗をかいた。と感じる汗(感知性発汗)
汗をかいた。と感じない汗(不感知性発汗)
汗の分泌量は、一日2リットル前後とされています。
○アポクリン腺・・・・・腋窩部や乳首、陰部にあり体臭腺として体毛穴に潜んでいます。
フエロモン分泌器官とも呼ばれています。
汗は、やや白くネバネバした汗で、特有の臭いがあります。
汗の成分は、タンパク質、アンモニア、脂質などです。
このように汗とは、エクリン腺から分泌される汗を指しています。
★汗と塩分
塩分は非常に大切です。
筋肉を動かすためには、なくてはならない物です。
夜中にケイレンやこむら返りが起こったことはないですか?
それは、人体の血液中の電解質(ナトリウム、カリウムなど)のアンバランスが原因か、
カルシウムの不足のどちらかが多いと言われているのですが、
電解質のアンバランスで塩分濃度が低下している場合が多いようです。
私達の身体は腎臓障害のある人は別にして、
水を沢山飲むことで、(※できれば40度~42度の水分でお願いします。)
バランスが取れるようになっているのです・・・・・・・・が、
実は、汗をだす汗腺(エクリン腺)の異常により、
汗から塩分が多くでる人と、出ない人がいるのです。
汗から塩分が多くでる人→→→→身体の血液中の塩分濃度が不足する。
これが、いい汗と、悪い汗の違いです。
○いい汗とは?
運動後、スグに汗が出、体温を上手に下げてくれる、気持ちのいい汗ですね。
塩分濃度が低く、サラッとしています。
正常な汗の成分は、水分が99%で残りの1%が塩分と言われています。
○悪い汗とは?
満員電車の中や、蒸し暑い時など、なかなか汗が出ず、体温がなかなか下がらない
汗が出ても、気持ちが悪く、スッキリしない汗です。
塩分濃度が高めで、ベタベタしています。
みなさんの汗は、ベタベタしていますか? それともサラッとしていますか?
もしベタベタしているなら、
水分と塩分の補給(水1リットルに塩なるべく自然の塩2グラム)を飲み
ウォーキングなどで汗をかくことをお勧めします!
あるいは、同様の水分補給を行い、ぬるま湯での半身浴でシットリ汗をかきましょう。
水分補給の温度は40度~42度がいいと言われています。
このようにして、汗腺を訓練してください。
もし放置していると?
次回へ続きます。