介護疲れについて

こんにちは。京都の虎キチです。

いよいよ冬本番!毎日寒い日々が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?

私は、冬は大の苦手でこたつでんでんむしになりそうです・・・

冬は夏に比べて外出の頻度が激減しますが、友人とおしゃれなお店で一杯しながら色々お話するのは楽しみの一つです。

介護の専門時代の友人と会うと色々な話を聞くことができます。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設で働いている友人が多いのですが、体力が必要な仕事なのに社会的になかなか認められず、待遇が良くなく人手が少ないため、職員の負担は大きいという愚痴をよく聞きます。

本当に大変な仕事であると思いますが、「仕事」であるためやっていけると思います。

疾患や障害の影響で、生活をしづらくなっている方は私たちが想像できないほどたくさんの苦労をされていると思います。

それと同時に介護をされている家族の方もたくさんの苦労とストレスがあると思います。

老々介護の負担で、大切な配偶者と心中というニュースを目にします。

芸能人でも、実の母親の介護疲れの末に自殺というニュースもありました。

以下介護のサイトより

①  一人で介護を抱え込まない

・家族皆で介護を分担する。

・「家族の会」などで、ほかの介護者・被介護者たちと悩みを話し合う。

②  積極的にサービスを利用する

・事態が深刻になりすぎないうちに、公共のサービスを利用する。「早めにプロに相談を。

・介護者は自分の時間をつくる。「根を詰めすぎず、ストレスを防ぐ。」

・サービスは自分にあったものを選ぶ。

③  現状を認識し受容する

・被介護者は障害とともに生きていくという現実を受け入れる。

・介護者は介護をしなくてはいけないという現実を受け入れる。

・元に戻そうとするのではなく、障害とともに、本人が生活しやすい方法をみつける。

④  介護される側の気持ちを理解し尊重する

・被介護者に介護者のやり方を一方的に押し付けない。

・被介護者の何かをしようとする気持ち(自立)を大切にする。

・被介護者本人が幸せなように持っていくと、介護者の負担が減る。

⑤  できるだけ楽な介護のやり方を考える

・被介護者にもできることは自分でしてもらう。(それが、被介護者の自立にもつながる)。

・同じことをするのでも介護者の体への負担の少ない方法を考える。

・介護用品や福祉用具を上手に使いこなせば、負担はぐっと軽くできます。

長期戦だからこそ、マイペースで。
子育てとは違って、介護はいつ終わるかわかりません。だからこそ、自分のペースを持つことが必要です。がんばり過ぎたら、後でスタミナぎれになってしまいます。

息抜きが毎日の笑顔をつくります。
がんばり過ぎはストレスのもと。ストレスが溜まると、つい難しいことを言ってしまったり、表情に出たりと、介護する側の関係を悪くしてしまいがち。それがまた、次のストレスのもとになってしまうんですね。

介護者のがんばり過ぎは、被介護者の気兼ねのもとになることも。
想像してみてください。誰かが、あなたのために、自分を犠牲にしている姿を見るのはつらくありませんか。同じように、介護する側ががんばり過ぎていると、介護される側もいろいろと気兼ねしてしまうのです。

やはり大切な家族の介護ですから、一生懸命になりますね。

一人で抱え込んでる方はたくさんおられると思います。

介護疲れが限界まできてる方はいるでしょう。

一生懸命でそのことに気づいていない方もいるのではないでしょうか?

まずは、身近な人や相談窓口に相談するのが良いと思います。

おれんじでは利用者様の家族の方ともコミュニケーションを図れるよう意識しています。送迎に来られた少しの時間ですが、声をかけていただければ嬉しいです。